ネコの幸せ

先日いとこの家に遊びに行ったときの事です。
ケーキをおやつでいただいたので、周りにひっついているセロファンをはがしたらクリームがついていました。
たまたまヒザにいとこの家のニャンコが載っていたので「なめる？」と差し出したら「ダメッダメッ！病気になるからー！」と、飼い主さんにいわれちゃいました。

ニャンコちゃんはとってもほしそうにしていて、私が差し出したのでいまにも舐めそうだったのだけど、とりあげしてしまったので、思わせぶりな事してかわいそうだったなあって思いました。

我が家のニャンコはおデブですが、そういうの、あげちゃうんですよね・・・・お魚食べた後の骨とかも。
だからおデブなのでしょうが、ニャンコは基本的にｵﾊﾞｶなので喜んでくれます。

でも、『正しいネコの飼い方』みたいな本を読むと、当然「飼い猫と長く一緒にいるためにも人間の食べ物はあげないようにしましょう」って書いてある。

「ダメダメッ！」って言ったいとこが悪いとかいう話ではないです。飼い主によって「こうしたい」って考えの差があるのは当然で、それを確認せずに他所のネコに人間の食べるものを与えようとしたのですから、悪いのは私です。
でも、どっちがネコには本当は幸せなのでしょうね、ってはなしです。
人間はネコよりはちょっとだけ頭がいいので「甘いものばかり食べていると糖尿病になって行く末は早死にってこともありますよ」といわれれば自制したりしますよね。

・・・・私は割とある程度まで生きれればあとは自分の責任の範囲内で好きにすればいいと思うんです。
大好きなものを我慢して幸せを我慢して長生きして、それで本当に嬉しいの？って思っちゃうから。

でもニャンコは自制できず、また、何年後かに病気になったときも「今自分がしんどいのは自分が人間の食べ物ばかりたべたからだー！」とはニャンコはおもえないでしょう。
それもまたかわいそうだなって思うんです。

ネコの幸せも不幸せも飼い主次第だと思うけれど、たまに考えすぎるとなにがいいんだか悪いんだか分からなくなってしまいます。

きょうもあつかったねえ・・・そこ、涼しいのね？